海外に行くたび英語学習を誓うも、帰るとやらない。そして税関で事件は起きた

コロナが大流行する前は、年に1回くらい海外旅行に行っていました。その際毎回思っていたことがあります。
『今回こそは帰ったら英語を勉強しよう!』『旅行に行ったときに困らないくらい英語が話せるようになりたい!』と。
しかし喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、帰国して日常生活に戻ると、
『明日からやろうかな』『何からすればいいか分からないし・・・来週からにしようかな』
そしてずっとやらないんですね。そんなこんなで勉強していなかったわたしに、ずっと忘れられない事件が起きたのです。
それはペルー・ボリビア旅行で
コロナがちょうど発見され始めた頃、わたしは夫とウユニ塩湖、マチュピチュ、ナスカの地上絵を見るためにペルー・ボリビアにツアーで行っていました。
天気にも恵まれ、晴れた天気のマチュピチュも見れたし、ウユニ塩湖でも素晴らしい景色を見ることができました。お腹はずっと下っていましたが。
ツアー最終日、わたし達がペルーを出国する予定の次の日にペルーの空港が閉鎖されるという知らせを聞き、ぎりぎり間に合ってよかったね、なんて話していました。
ペルーから日本への直行便はないので、アメリカのロサンゼル空港で乗り換えをすることになります。そして帰国する日、事件はペルーの空港の税関で起きました。
税関でバカにされる
海外に行くときはいつも税関で英語を話すことに緊張しますが、とりあえず乗り換えだから『トランジット』と言っておけばいいだろうと、『トランジット、トランジット・・・』と頭の中でイメトレしながら列に並んでいました。
そしてわたしの順番が来て、イメトレ通り『トランジット』と税関職員に言うと・・・
『transit』と、男性職員が甲高い裏声でわざわざわたしの言った言葉をそのまま繰り返してきたのです。
はぁ??(実際は言ってません)
本当はそう言いたかった。裏声で自分の言った言葉を繰り返されたら、『え?この人わたしを馬鹿にしている?』と思いますよね?
カッと怒りで頭に血が上ったことを今でも鮮明に覚えています。
海外旅行に慣れているとは言いませんが、何度か税関職員と接したことはあります。それでもこんな対応をされたことは一度もありませんでした。
防犯のためか、いつもぶっきらぼうだなぁと思うことはあっても、それは想定内でした。あれは明らかにこちらをバカにしていましたね。
実はここへ来る前にも何度か私たち日本人のツアー客へ『コロナ』と言ってくる人が何人かいたんです。だからもしかしたらアジア人だからと、税関職員もそんな態度をとったのかもしれません。
今思い返しても腹が立ちます。
怒りを燃料に勉強を誓う
楽しかった旅の最後にこんなことになり、とても悲しくて悔しい気持ちになりました。せっかく素晴らしい景色を見て感動していたのに。お腹はまだ下っていますが。
そして誓います。今度こそ英語を勉強して言い返してやる!と。
ペルーの公用語は主にスペイン語なので、英語を勉強して言い返したところで通じないかもしれませんが・・・
しかも実際は言い返す勇気なんてないんですよね。勇気もないし、言い返したとして、海外で警察に拘束でもされたら帰れないかもしれない恐怖もあるし・・・。
でもきっと税関の時に流暢な英語で話す事ができていたなら、バカにされることはなかったかもしれません。
とりあえずDuolingo そしてアウトプットの重要性に気付く
ぷんぷんしながら帰国したわたしは、まずDuolingoで勉強することに決めました。
ゲーム感覚でできて楽しく、人と会わなくていいし、自分のレベルに合わせたところから始められるのでスイスイ学習が進みます。
ランキングで上位に入り続けるとその上のランクに入れたり、条件を満たすとアプリ内のメダルがもらえたり。楽しくてそっちの攻略メインになってしまうのは注意です。
だいぶセクションを進められたので、YouTubeで勧められていた独り言とかシャドーイングをやってみたのですが、全然できないんです。
実はDuolingoはスピーキングもできるのですが、一人なのになんか恥ずかしくてずっとやっていなかったんです。
これはたぶんオンラインの会話が恥ずかしいのと似ていると思います。一人の部屋に大きく自分の話し声が響くのは、なんだか恥ずかしい・・・
たぶん英語の授業を聞いているだけで英会話ができないのと同じなのではないでしょうか。聞いたり書いたりで知識をつけられても、道端で外国の方に何か聞かれてもとっさに言葉が出てこないんですよね。
先日浅草で話しかけられた時には本当に単語を何個か伝えて分かってもらった感じでした。恥ずかしや・・・
英会話にはアウトプットが必要不可欠だと思い知らされました。
人とあわなくてもできるアウトプットを探そう!
アウトプットの重要さに気づいたわたしですが、ブログの名前にもなっている通り人見知りです。
最終目標は『海外旅行の時に英語で困らなくなる』ですが、でもいきなり英会話教室に行くのはハードルが高いのです。
『スポーツジムに行きたいけど、もう少し痩せてからにしよう』現象ですね。
ですが調べてみるとAI英会話アプリや、シャドーイング特化のアプリもあるので、ますはそれを試してみたいと思います。
そして当面の目標として『英会話教室に行ってみる』を設定して、それに向けてまずはアウトプットの練習を頑張ってみようと思います。
応援よろしくお願いします!